2008年09月02日

アミノ酸ガイド

ロイシン (BCAA)
ロイシンはエネルギー源として使われるアミノ酸です。
他にも筋肉の分解を抑制する機能がある分岐鎖アミノ酸の一種でもあります。
脳の神経伝達物質の前駆体の摂取を調節する働きもあり、神経系に痛み信号を伝達するのを抑制する物質であるエンケファリンの分泌を調整します。

イソロイシン (BCAA)
筋肉のエネルギー源として使われる分岐鎖アミノ酸の一種。
さらに、衰弱した人にとっては筋肉の消耗を防ぐ目的で使われます。
ヘモグロビンの形成に必要不可欠なアミノ酸でもあります。

☆バリン (BCAA)
分岐鎖アミノ酸の一種で、筋肉のエネルギー源になります。
脳の神経伝達物質の前駆体であるフェニルアラニン・トリプトファン・チロシンの摂取にも大きく影響を与えます。

○グルタミン
体内に最も多く存在するアミノ酸がグルタミンです。
免疫系の機能に大切な働きをすることが知られています。
また、直接的なエネルギー源となるとともに、肝機能を助ける効果もあります。
神経伝達物質に関係しており、知力や集中力を維持する脳のエネルギーでもあります。

○ヒスチジン
紫外線を吸収する役割を果たす化合物の一種で、皮膚に含まれます。
白血球、赤血球の形成に必要で、貧血の治療にも利用されることがあります。
リューマチ性関節炎、アレルギー疾患、消化器系の潰瘍といった炎症の治療にも使用されます。

○アラニン
結合組織の主要物質として知られるのがアラニンです。
たんぱく質からエネルギーを得るプロセスであるグルコース−アラニン回路の中間生成物としても重要な役割を担っています。
免疫系物質の生成にも大きく関わりがあります。

○リジン
不足するとたんぱく質の合成速度が低下する恐れがあるアミノ酸です。
結合組織や筋肉に影響を与えます。 
ウィルスの働きを抑制するため、単純疱疹の治療に使われる物質でもあります。
とくにビタミンCとの連携によりL-カルニチンという物質が作られるのですが、これが筋肉が効率良く酸素を使う代謝機能を補助する働きがあり、疲労をたまりにくくします。
さらにコラーゲンの形成を助ける働きもあり、結合組織、骨、軟骨の発育の力となります。

○メチオニン
クレアチンとシスニンの前駆物質として知られるのがメチオニンです。
抗酸化物質のグルタチオンをレベルアップし、血中のコレステロール値を下げる機能があるのではないかと期待されています
また、肝臓から毒性のある老廃物を除去する働きをし、腎臓、肝臓の組織再生を助ける役割を担っています。

○スレオニン
アミノ解毒物質の一つです。
肝臓内の脂肪蓄積を予防する働きをしています。
コラーゲンの材料として大事なアミノ酸です。
動物性たんぱく質から作られるためか、菜食主義の人は体内の蓄積量が少ない傾向にあるようです。

○トリプトファン
大切な神経伝達物質であるセレトニンの前駆体です。
セレトニンは鎮静作用を持つ物質で、うつ病の予防など精神疾患を防ぐためには必須の物質です。
トリプトファンは体の中で合成できる事から、意識して食物から摂取する必要性はありません。

○アルギニン
グルカゴン、インシュリン、成長ホルモンの分泌を促進します。
また、コラーゲンの形成に役立ち、ケガの回復を促進したり、免疫力を高めたりします。
クレアチンや脳内神経伝達物質の前駆体になります。
他に、精子の数やTリンパ球反応を高めることで知られます。

○オルニチン
オルニチンを大量に摂取することで成長ホルモンの分泌を促します。
免疫機能、肝機能を助け、回復を促す働きがあります。

○システイン
L-シトルリン、L-アスパラギン酸と共に働くことで、有害な化学物質を解毒する作用があります。
特にタバコやアルコールによる体内のダメージを和らげる役割があります。
また、白血球の活性化も促します。

○アスパラギン酸
炭水化物を筋肉のエネルギー源へと変換する助けをします。
免疫抗体であるグロブリンを作ります。
また運動後のアンモニア量を抑える働きもあります。

○プロリン
心筋、結合組織を合成するための材料となります。
筋肉のエネルギー源として使われます。
また、コラーゲンの主要素材という特徴もあります。

○セリン
細胞のエネルギー合成に重要な機能を持っているため、記憶、神経系機能のサポートを行う重要なアミノ酸です。
免疫抗体であるグロブリンを形成することにより、免疫力を高める効果もあります。

○タウリン
脂肪の吸収、排出を助けます。
脳、網膜内における神経伝達物質としても働くことで知られています。

○シスチン
結合組織の強度を増し、組織の抗酸化反応を補助する役目を担います。
白血球の活性化を高め、回復を促します。
また、炎症患部から痛みを緩和したり、髪、皮膚を合成する力にもなります。

○グリシン
他のアミノ酸の合成を助ける働きがあります。
また、エネルギーの合成に必要な酵素チトクロームやヘモグロビンの材料となります。
沈静作用があるため、躁うつ病の治療や、攻撃性のある精神的症状の緩和のための治療に用いられることもあります。
グリコーゲンを移動させるグルカゴンをつくり、糖分への欲求を抑制する働きもあります。

○チロシン
神経伝達物質であるノルエピネフリン、エピネフリンや、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、メラニンの前駆体となります。
ドーパミンの前駆体にもなるため、気分を高揚させる効果があります。

○フェニルアラニン
チロシンの主要前駆物質です。
記憶能力、学習、注意力、気分の向上、うつ病治療にも使われることがあります。
コラーゲンの主要材料の一つで、食欲を抑制する機能もあります。

posted by amino-san at 14:46| アミノ酸ガイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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