2008年09月03日

アミノ酸飲料

アミノ酸飲料のパッケージは赤と白を基調にしたデザインが多いですね。
ダイエットを始めたばかりのころ
「筋肉をつけて基礎代謝をアップさせるには、とにかくタンパク質系のものを摂ればよい」
という発想から、何の知識もなかった私は、アミノ酸飲料を購入してよく飲んでいました。


特にアサヒの「アミノダイエット」を好んで飲んでいました。
トレーニング後の定番メニューは、アミノダイエットとゆで卵でした。


あるとき、私は何気なくアミノダイエットの栄養成分表示を目にしました。


500mlのペットボトル一本あたりのアミノ酸含有量は、わずか1000mgしかありません。
必要な量から考えてもこれは明らかに少なすぎます。
500ml丸々1本飲んでも、たったの1グラムしかアミノ酸を摂取できないのです。


私が調べたところによると、牛乳に含まれるタンパク質の量は500mlあたり約17gになります。
アミノダイエットに含まれているアミノ酸の量は、普通の牛乳に比べてわずか17分の1にとどまっています。


たしかにアミノ酸の吸収速度が早くなるよう、効率的に吸収されるように調整されているからといって、そんなわずかな量のアミノ酸を摂取したところで、得られる効果というのはさほど期待できないでしょう。


アミノ酸は、タンパク質を構成する基本要素です。
数百種類のアミノ酸が確認されていますが、その中で人間に必要とされるアミノ酸は20種類です。
そのうち9種類のアミノ酸は体内では作ることができないため、食物を食べることで摂取しなければなりません。


アミノ酸の性質は「燃焼系」といった商標から連想されるような脂肪燃焼作用がある・・・わけではありません。

脂肪燃焼にはカルニチンというビタミンが欠かせません。
「燃焼系」というのは、アミノ酸飲料に含まれている必須アミノ酸のうちのひとつであるリシンがカルニチンと相互作用するという意味です。
「燃焼系」と銘打っていても、飲むだけで痩せるということはありません。


アミノ酸には健康によいイメージしかない人も多いでしょう。
しかし、摂取しすぎるとカロリーオーバーにより、逆に肥満の原因となってしまう場合もあります。


アミノ酸といっても、そのカロリーは炭水化物と同レベルです。
必要以上に摂取すれば脂肪へと変化してしまいます。

よく必須アミノ酸の摂取量が不足した場合の健康への害が取り上げられて、サプリメントの宣伝に利用されたりしますが、現代の食生活では必須アミノ酸を摂りそこねるということはあまり考えられません。
ですから、無理にアミノ酸を摂取しようとする必要はなく、意識することで過剰摂取になってしまう心配をしたほうがよいでしょう。


アミノ酸のメリットはなんでしょうか。

例えば運動の直後筋肉が弱っているときなどに摂取することで、アミノ酸はタンパク質に合成されます。
筋肉はタンパク質からできていますから、アミノ酸を摂取することで筋肉の回復効果があることになります。


痩せることを目的にアミノ酸を摂る、というのは実はあまり意味があることではありません。
摂りすぎればカロリーオーバーで脂肪が増えることもあります。

しかし、運動時に上手に活用すれば素晴らしい効果が期待できます。

今まではアミノ酸に興味がなかった人、何も知らずにアミノ酸飲料を摂取してきた人。
そんな人はアミノ酸の正しい効果を知って、活用するのがオススメですね。

ラベル:アミノ酸飲料
posted by amino-san at 09:39| アミノ酸飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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