2008年09月02日

アミノ酸と脂肪分解の関係

アミノ酸はたんぱく質を作るための原料です。

人間だけではなく、あらゆる生命はアミノ酸がなければ生きることができないのです。
生命の定義にも、アミノ酸があることが含められるほど、生き物とアミノ酸は切っても切れない関係にあると言えます。

現在判明しているだけでも500種類以上のアミノ酸が地球上に存在しています。

しかし、私たち人間の体を作るために必要なのは、そのうちのたったの20種類のアミノ酸です。
これら20種類を数個から数万個組み合わせることにより、体を構成するいろいろなたんぱく質が作り出されています。

例えば、卵を食べたとしましょう。
口の中の歯で噛み砕かれた卵は、そのまま唾液と混ざった状態で、胃まで運ばれます。
胃や腸から分泌されるたんぱく質分解酵素により、卵のたんぱく質はアミノ酸レベルに分解されます。

卵に含まれるアルブミンというたんぱく質は、アミノ酸に分解され、血液によってカラダの細胞に運ばれます。
そこで卵のアルブミンは血漿アルブミンというたんぱく質に再合成されます。

ここで重要なのは「血漿アルブミン」も卵の「アルブミン」も同じ20種類のアミノ酸から作られるものですが「人間の血漿アルブミン=卵のアルブミン」ではないということです。

アミノ酸を積み木、たんぱく質を積み木で作ったお城に例えると分かりやすいでしょう。
卵のアルブミンという積み木のお城を一度崩して、体内で使いやすい結晶アルブミンという建物へと作り直すことが「消化→分解→吸収→再合成」の過程を表します。

この時、体内で使いやすい建物の設計図がいわゆる遺伝子情報として知られるDNAです。
実はDNA自体もアミノ酸から作られているのでややこしいのですが、これらのアミノ酸が有効に働くため、例えばアミノ酸からホルモンや酵素を作るためにビタミンBを利用したり、アミノ酸吸収・再合成の補助をするのにビタミンCが必要であるとか、血液循環を効率化してアミノ酸を体の隅々に送るためのビタミンEの補助などはDNAに基づいて行われます。


また、有酸素運動をする30分前に脂肪燃焼アミノ酸を摂取することにより、脂肪分解酵素リパーゼが活性化されます。
体脂肪を遊離脂肪酸に分解して血液中へと送りこむ量が増えることから、アミノ酸を運動前に摂取することにより、運動による脂肪燃焼効果が高まることが知られています。
摂取する物質にビタミンB群を加えることで相乗効果が期待できます。

20種類あるアミノ酸のうち、脂肪燃焼アミノ酸はリジン・アラニン・アルギニン・プロリンの4種類です。


通常の脂肪燃焼メカニズム
運動を開始 → 血中のブドウ糖が分解 → 運動エネルギーが発生 → 30分経過 → 脂肪分解リパーゼが働き始める → 体脂肪が燃焼 → 運動エネルギーが持続


脂肪燃焼アミノ酸摂取時のメカニズム
アミノ酸を摂取 →  体の中で吸収 → 血液に流れ込む → リパーゼが活性化 →  より多くの脂肪が分解 → 遊離脂肪酸となって血液中へ → 有酸素運動 → 筋肉でエネルギーとして燃焼


脂肪燃焼アミノ酸ダイエット方法
上記のメカニズムを念頭に置いて、運動の前や空腹時にアミノ酸サプリメントを摂取します。
その後、有酸素運動を40〜60分程度行うことで、なにも摂取しないときに比べて脂肪の燃焼が促進されます。
サプリメントを買う際には、パッケージに脂肪燃焼促進効果があるかどうか確認しましょう。

成分表にリジン・アラニン・アルギニン・プロリンといったものが含まれていることを確認するのもよいでしょう。


メリット
カロリー計算や極端な食事制限が不要。
皮膚のコラーゲンが増えるため、美肌効果もきたいできるでしょう。

posted by amino-san at 15:06| アミノ酸と脂肪分解 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。